現在開催中のGEISAI#19受賞者展。
今回は、Point Rankingのグループ展に展示中の
各作家さんに制作の背景などお話を伺いましたのでレポート致します。
●Point Ranking 第5位 山田パンイチ郎さん
日頃はアニメーターなので、紙と鉛筆で線を引く仕事をしていますが、 個人の作品としては、色を使って描いていくことにフェティッシュな喜びを感じています。
登場するキャラクターは、原風景や実地、取材の時に目にした光景や人たちを画面上に配置しました。
●Point Ranking 第6位 deme*tyoubiさん
7歳の頃から金魚が好きで、金魚の内面にとても魅力を感じます。
そこから発展して、金魚の絵を描き続けたり、15年間金魚だけを作ってきました。
金魚の内面、可愛らしさを表現する作品を作りたいなと思っていて特に表情を重視しています。
金魚は、品評会が開かれているのですが、そういう会で評価されないような金魚にも目を向けて
金魚の内面を重視した作品をこれからも作っていきたいと思います。
●Point Ranking 第7位 TPOYさん(中国からのご出展)
最初、先輩から声をかけてもらって、GEISAIがいいなと思いました。
先輩が数年前の受賞者で、それを聞いてみてやってみたいなと思いました。
参加してみて、とても活発で、沢山友だちも出来たし、すごく良いイベントだなと思いました。
作品は全部、トイレの作品を描いています。
なぜトイレかというと夢の中でトイレの話を見て、
友人と話していたら、それを作品化してみたらどうか?ということで制作してみました。
今回も、いやらしい作品、トイレのモチーフの作品で
結構奇妙な空間だと思うのですが、見方を変えて作品を見てほしいと思っています。
●Point Ranking 第8位 益田由二さん
昆虫の世界で切手シリーズです。
原画は、ガラスペンにカラーインクで描いていて
それをスキャンして出力したものです。
切手やラベルやマッチ箱は、独特のデザインがあり好きだったのですが、
作品に和の表現を加えたかったので、切手には文字が入れられるから題材に選びました。
●Point Ranking 第9位 akatomoさん
コンセプトとしては、沖縄の踊りや生命力、エネルギーを表現しています。
シーサーや三線を引いているおじいちゃんなど、色んなものがごちゃ混ぜになっている
チャンプルーという作品です
今の沖縄は、日本や中国やアメリカ、沖縄の文化等色んなものが混ざって形成されたので、
元気な沖縄なのでそれを表現したかったです。
●Point Ranking 第10位 東京サーカスさん
東京サーカスは、展示している作品もさることながら、
アイドルデビューを目指してローラースケートとキラキラの衣装を準備しました。
いかがでしょうか?
いよいよ会期も残り僅かとなりましたが、気になる作家さんがいらっしゃいましたら
是非、中野ブロードウェイ3F Hidari Zingaroに足をお運び頂き交流してみてください。