GEISAI#12 フォトレポート
- 今回のステージの目玉は、なんといっても、チアマン村上のラブコールで実現した、中村あゆみさんのライブ! 1984年にデビューし、85年の「翼の折れたエンジェル」を大ヒットさせた歌姫は、2004年の活動再開以降、自らの生き様を歌に重ねて、世代を超えたさらなる支持を獲得してきました。
- 今回は、チアマンのリクエストに応え、カバーアルバムから、佐野元春の「SOMEDAY」、親交のあった尾崎豊の「シェリー」、そして名曲「翼の折れたエンジェル」を披露。魂のこもった生のボーカルに、会場はもう、しびれまくりでした。
- 長いブランクを経てカムバックを果たした中村さんは、同じ表現者としてがんばるGEISAI参加者たちに、熱い励ましのメッセージもプレゼント。感動と勇気を与えてくれたステージは、いつまでも余韻を残したのでした。
- さて、続いては、緊張の審査発表です。審査員がずらりと並ぶなか、まずは個人賞の発表から。
- 第一段階の審査内容はバラバラだったそうですが、それぞれの選評を伺っていくと、じつにバラエティに富んだ、ならではの顔ぶれが揃いました。
- 全員一致で決まったという三賞の結果は、写真と映像が占め、「絵画があってもよかったかも」という会田誠氏のコメントが印象的。 海外からのゲスト審査員が参加していない今回は、いい意味で、日本カルチャーの混沌とした状況が、ストレートに会場で放出していたのかもしれません。
- 受賞者のみなさま、本当におめでとうございます。
Photo by miget, Text by Noriko Miyamura